第17回キャリアコンサルタント試験
第17回の合格発表がありましたね。
みなさん、ドキドキしたことでしょう。
●JCDA
学科、実技同時受験者 受験者数1,300名 合格者数605名 合格率46.5%(前回52.2%)
●キャリ協
学科、実技同時受験者 受験者数1,610名 合格者数655名 合格率40.7%(前回48.4%)
感想は、キャリ協がやや難化した気がします。
もともと、キャリコンは受かりやすい国家試験ですが、
徐々に難化していくのかもしれません。
残念ながら不合格だった方は、10月31日の第18回キャリアコンサルタント試験に向けて
今日からスタートさせましょう。
前にも書きましたが実技試験は
10、80、10の法則です。
(ちなみに学科や論述は勉強時間さえ取ればいつかは合格します)
実技は、、
10%→どんなCLやお題が来ても天性の才能でうまくキャリコンできる人。
もともと個人の能力があった上に訓練で強化され、伸張され、洗練された人。
どんなCLが出てきても受かるし、審査員も「うんうん」って感じ。
すでに最初の掴みでOKな人。こういう人は人間的にも素晴らしい傾聴能力もある。
80%→どんぐりの背比べ。 可もなく不可もないような普通の集団。
努力で頑張れば受かる層。努力せず一発合格を狙うと落ちる。
10%→なかなか受からない層。2~3回で合格は厳しい層。
そもそもキャリコン向いてる?
なんでキャリコン受ける?
その前に自己理解してくださいという層。
ほとんどが80%に入ると思うので、落ちた人はクヨクヨしなくても大丈夫!!
年に3回もあるのです。2回受けることはラッキーくらいの気持ちでいきましょう。
1回で受かった人も大差ないですよ~。(たまたま)
後輩や部下が「私(俺)1回合格です!キリッ」という人がいますが
そういう人に限って
キャリコンがダメダメです。(辛口、すみません!)
自信だけあるけど、面接官みたいだったり、方策の実行がまったくできなかったり、
同じ人を何十回もキャリコンしてもマッチングもできないし、自己理解もさせられない、などなど。
とにかく、80%と思って頑張りましょう!
合格された方は、その時から、実務できるように邁進しましょう。
すぐには職が決まらない場合や、キャリコンを使う部署ではない、など
様々な試練が待ち受けますが、
そこを乗り越えて、本当の意味でキャリコンになってほしいと思います。
誰でもなれそうと思って受けたという方もいるでしょう。
しかし、そういうラフな考えの人は淘汰されますので、安心してください。
キャリコンは生ぬるいものではありません。
決して高収入をいただける職場ではないからです。
それでも頑張れる人こそ、キャリコンとして
ガンバっていただきたいです。