自閉症スペクトラム＿２

 

 

２、社会性の障害（社会的スキル）

 

社会的スキルというものは言うなれば

一つには「空気を読む」ということでしょうか。

 

なので、自閉症スペの方が苦手なことは

空気を読めない、、ということです。

（個性でもあるのですが）

 

また別の人の実例で紹介します。

 

・相手の立場や気持ちを理解できない。

 

Aさんが苦労して会社の懇親会の予約をしてくれたのですが

Bさんが、「この３０００円コース、すごいまずいですね〜」と

笑いながらAさんや懇親会の皆さんの前でいい放ちました。

Aさんは上司です、、。

 

上司であるAさんの感情や懇親会の場の空気を読んでいませんよね。

失礼な発言です。

 

 

普段から、「KYさん」とコソコソと言われていたのですが、

私にも仕事の中で「自意識過剰だよね〜」って

タメ口で人前で言いましたね。（一応、Aさんは部下です）

 

 この時は発達障害を学んでいた後だったので

彼女は自閉症かも感じていたので

「自意識過剰ね〜。そうなのかもしれないね〜。」と会話しました。

 

相手がそんなこと言われたら不快になるとか、

わざわざ空気を乱すことないでしょ？という

ことを悪気なくやってしまいます。

他の人の考えや意図は理解できないのです。

 

また、この時に「いい見方をしてる」とか、「いい視点だね」とかと言って

褒めると、悪い症状が出るので、流すのが一番だと思っていた時期です。

 

また、Bさんは女性で女性特有の持病持ちだということであったので

「何か不調などあれば私に連絡して下さいね」とBさんの女性同僚が言ったところ

「え？遅刻や休む時は上司に連絡するから、いいです！」って言ったそうです。

 

 同僚が女性として配慮してくれたことが、全く、理解できてないということになります。

 

・アイコンタクトが苦手で、一人で何かをする。

 

 

Bさんは話をする時には、人とアイコンタクトをとらず、

（打ち合わせでも）

何かをするときも他の人と一緒にするより

一人でする方が好きでした。

 

浮いてると本人は思ってもいないので、一人で活き活きと

普通に一人そこにいます。

 

 

 

次回は３、想像力の欠如です。