キャリアコンサルタント合格応援! ! 櫻子塾

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自閉症スペクトラム_1

今日は、自閉症スペクトラムについて書いてみますが
よくADHD(注意欠陥・多動性障害)との違いがはっきりしない場合がありますよね。
 
みなさんはキャリコンを目指す方、もしくはすでにキャリコンの方だと思いますので
すでに学んでいると思います。
 
 
ですので、実例でお話ししたいと思います。
 
みなさんは「この人、自閉症スペクトラムかな?」とか
ADHD(注意欠陥・多動性障害)かな?」と思う方に
会ったことはあるでしょうか?

 
同じ発達障害です。
 
 
まず、私の経験から自閉症スペクトラムのことを述べたいと思います。
 
3つの項目でお話しします。実例だと覚えやすいですね。
 
その後には対処方も探っていきたいと思います。
 
 
(本日は自閉症スペクトラムのコミュニケーションの障害についてです)
 
 
 
1、コミュニケーションの障害
 
キャリコンになる前にコミュニケーション障害の後輩に出会ったことがあります。
今から思うと、そのまんまの自閉症スペクトラムでした。
 
・雑談ができない。
 
最初に驚かされたのは、何かの仕事で子供の画像を使うことになり、
「子供って可愛いよね〜」と私が雑談で話した時です。
 
単なる雑談だったのですが
「誰もがみんな子供好きとは限りません!!」と真顔で言ったのです。
ちょっとびっくりしました。
 
とにかく、こういう普通の雑談ができないのです。
 
この場合、子供が嫌いでも好きでも上司との雑談レベルだと
「そうですよね〜」で流してもいいし、
子供が嫌いな場合は、「そうですよね〜。でも私、ちょっと苦手な時もあるんですよ」と
答えておけば、その場は普通に流れていくのに
いちいち相手の話の言外の意味を理解することができないのです。
 
また、足が痛そうだったので、
雑談で「足痛そうだね。そのパンプスのヒールの高さってどれくらいなの?」と話すと
「知らな〜い」ってニタニタ笑いながら答えました。
ちょっと、引きました。。。
 
悪気はないのに話し方が失礼だし、不思議でものいいがキツイのです。
 
・挨拶ができない。
 
また、挨拶もできなかったですね〜。
ずっとパソコンに向かっていました。
声が小さいので注意した時は
「おはようございますって大声で叫べばいいですよね」と
答えました。
これは悪気なく言い放ちました。
 
・おうむ返し。エコラリア
 
そして、おうむ返しが多い。
※(キャリコンに向いてる?笑)
 
例えば
「〇〇の案件、頑張ってね!」と言うと
普通は「はい。わかりました」ではないでしょうか?
 
自信ない時は「はい、頑張りたいですが、少し自信がないので
フォローお願いします」くらいでいいですよね。
 
この後輩さんは
「頑張るんですか?」とおうむで返してきました。
 
まあ、毎回のパターンでした。
 
 
・褒め言葉や冗談が通じない。
 
また、皮肉で言った言葉や、褒め言葉の真意が伝わりませんでしたね。
冗談も通じません。
 
 
「あのデータの入力ありがとう。入力が早いって●●部長が褒めていたよ」と伝えると
「あんな打ち込みくらい誰でもできます!!褒める部長のレベルがおかしい」と
真顔でいい放ちました。
気を遣った部長の心を打ち砕き、良かれと思って言った私の気持ちを打ち砕き、
相手の思いやりや褒め言葉を全く感謝しない発言ですよね。
部長は聞こえていて、アスペとかが世に知られる前だったので
「褒められた経験がないんだな」なんて言ってました。
 
 
もうここまでくると思いっきり自閉症スペクトラムのコミュニケーション障害です。
 
 
 
とにかく会話が噛み合わないのです。
 
支社にお使いで行って帰って来たら
「新しいスタッフが●●部署に入っていました。体育系でした」と
珍しく向こうから話したので
冗談で「こっそり写メ撮って見せてくれたらよかったのに〜」と冗談を言ったら
「そんな発想、思い浮かびません!!そんなことしません」と怒っていました。
とほほ。
 
会話が通じず、冗談も通じず、変化球の質問にも答えられなくて、
最初は私は嫌われていてわざとかと思ったりしましたが、
ひどい言葉を発した後も
ニコニコしながら話しかけて来たりすると言う
わかりやすいパターンでした。
 
ここでみなさんに質問。
 
じゃ、逆に誰かに空気読まないひどい発言をされたら
この後輩はどうなるか?
 
さて、どうなると思いますか?
 
実例を紹介します。
 
必要な資料や書籍を後輩が私の具体的な指示に従って出してくれて
共有のデスクに置いてあった時に
別のある女性が書籍を戸棚に整頓しはじました。
 
「必要な書籍ですよ、」と
後輩はその女性に言わず、ずっと見ていて
その女性が「邪魔じゃん」って失礼な言い方をしたら
タニタ笑いながら一緒に片付けたのです。
 
「今から使う書類です」とは言わない、のです。
しかも「邪魔じゃん」って失礼ないいかたされているのに
笑っているんですよ。
 
なんだか、、ですよね。
 
その時に、私はキャリコンを取っていたら、
データ打ち込みなどの得意を活かしてあげて
サポートできたと思って残念です、、。
 
とにかく、腹が立つし、傷つきましたが
いい学びになりました。
 
あの時は雑談など、話しかけないのが一番って思って
仕事以外では距離を置いてしまい、サポートできなかったのです。
 
上司としての、最低限のフォローしかできませんでした。(反省)
 
次回は2、社会性の障害(社会的スキル)です。