レジリエンス
心理学の用語に「レジリエンス」という言葉がありますが、
コロナ渦の現在において、
皆さんもキャリコンの必須知識として覚えておきましょう。
すでに会社のセミナーや現場、
あるいはキャリコンの方は更新講習で学んでいる方も多いと思います。
レジリエンスの定義:
「逆境にあってもそれを乗り越え、さらに力強く成長する能力」
レジリエンスはキャリアコンサルをする自分自身も
これからの環境変化への適応能力として
ニューノーマル時代を生き抜くタフなキャリコンとして
しっかり身に着けておきたいものです。
レジリエンス力が身につくと、ストレスへの耐久性のみならず、
目標達成に役立つことになります。
キャリコンをしていると、過去とらわれて抜け出せないクライアントに出会いますが、
丁寧にヒアリングしていくと、
実は、過去の辛さ、ストレス、逆境は
自己理解につながっている
自己効力感が高くなっている
という事実を発見できます。
私の場合、311震災、台風災害、コロナ、など
実際に自分で被害に合っていなくても
自分ごと化をしていくことが
成長を遂げている要因になっている気がします。
また、ストレスやしんどいこと、悲しいことを思い返すと
今はすべて益となっていることにも気付かされます。
後輩の例ですが、キャリコン1年生の時に
人材派遣のキャリコンとして入社し、
凄い毎日ハードで、数字ももたされて、営業もさせられ、
土日も大変だったようですが、
3年生目で転職して、
現在は自分にとって理想のいい仕事に恵まれています。
キャリコン1年生であまりにもその時にしんどかったので
レジリエンス力が鍛えられたようです。
なので、しなやかな回復力がすごいです。
小さなストレスなんてやってくるのは当たり前で
大きなプレッシャーや辛さ苦しみもコントロールする力が身についています。
ストレスはストレスではなかったりしますね~
私の場合、ストレスって自分で作ってしまうものだと思っているので
コロナ渦の前は満員電車も、楽しんでいました。
骨折経験があるので、電車や自転車に乗れることはありがたかったのかもしれません。
また、すべての苦しかったキャリコンの仕事は
いま大変役にたっています。
逆境はないにこしたことはないけれど、
レジリエンス力があれば
ストレスも逆境もコントロールできるんですよ~。