キャリコンはまだまだ普及していない。キャリコンは憧れの職業ではない。

キャリコンは平成２８年４月から国家資格になりましたが、

まだ日が浅いですね。

登録制の名称独占資格とされていますが、まだまだ普及されず

色々な場所で無資格のキャリコンさんもいらっしゃいます。

また、色々な場所でキャリコンの資格を認めてもらえず

ぞんざいな扱いをされているキャリコンもいます。

ジョブカードアドバイザーがキャリコンを兼ねていたり。

守秘義務や信用失墜行為の禁止義務など厳しい義務もありますが

就職させなければダメだと言われ、

助言だけではだめで

就職率アップのノルマを課せられたり。

仕事は厳しいです。

キャリコンは決して

楽な仕事ではありません。

国家資格になってキャリコン実務をするようになって

この仕事は憧れや夢の仕事ではないことに気づかされます。

とにかく、辛い仕事です。

人の仕事人生を担う訳ですから、

傾聴や、自己理解、仕事理解させるだけでは

ダメなんですよ〜

「私は国家資格キャリコン」なんて言っても

まあだいたい「え？　あ、そうなんですね。

では、しっかり生徒をさっさと就職させてください！」とか。

「しっかり、人材紹介決めてください。まだノルマ達成できてないよ」とか。

就職させてあげなければ、

ただのアドバイスになってしまうんです。

意思決定はクライアントすると教えている養成学校もありますが

結局は助言して就職まで面倒を見るのがキャリコンなんです。

特に人材派遣会社、人材紹介などのキャリコンは

絶対就職させなければ、会社にお金が入らないのですからね〜

私は、人材系ではないですが、

講師も、キャリコンも、グループワークやセミナーなどもやっていますが

この仕事には休む暇も安らぎもないですよ、、。

一度やると、「もういいか、」って毎回思って

また次の日を迎える訳です。

これが現実です。