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家族療法。ベンタランフィが提唱

 
 
家族療法。
システムズ・アプローチと呼ばれる
 
 
 
開発時には「家族療法」と呼ばれていたが、近年はシステムズ・アプローチと呼ばれるようになる。
 
 
 

1950年代米国で生まれた家族全体を援助対象とした心理療法。個人を集団の一部として捉えることでこれまでの個人療法や医学的治療のように、問題の原因を個人に還元するのではなく、

家族の相互作用の関係性の中に存在すると提唱された。

(個人や家族の抱えるさまざまな心理的・行動的な困難や問題を家族という文脈の中で理解し解決に向けた援助を行っていこうとする対人援助方法論の総称である)

 
 
システムズアプローチによる家族療法では、家族を、個々の成員が互いに影響を与えあうひとつのシステムとして考える。
そのため、家族成員に生じた問題は、単一の原因に起因するものではなく、互いに影響を与え合う中で、問題を維持する原因と結果の悪循環を描いていると考えていく。
 
そこで、問題を抱えた家族成員を、従来のクライエントという呼び方ではなく、家族を代表して問題を表現している人という意味で、
IP(Identified Patient;たまたま患者と見なされた者の意)と呼ぶ。
 
 
 
▪️一般的な家族療法理論
 
・構造理論(家族の構造を変える)
・コミュニケーション理論(家族内のコミュニケーションの質的改善を行う、
 コミュニケーションの仕方を変える)
・多世代理論(世代間のわたる葛藤を解決する)
 
☆ワンポイント
 家族療法も学科に出る場合もあるので一般的な家族療法の主なアプローチを覚えておきましょう!