グロープ・アプローチ。
グループ・アプローチ。
ベーシック・エンカウンターと構成的グループなど。
まずはグループ・アプローチとは!
「共通の目標と類似の問題を有するクライアント数人が会合し、リーダーの助言のもとに相互の情報、意見を交換し合うことによって各自の問題解決に資することを目的にするグループ活動である。
▪️目的
「参加者相互の話し合いや交流の結果、問題解決のヒントを得たり、学習・動機付け・必要な態度の形成に至ることを目的としている」
▪️グループ・アプローチの代表的なもの
●ベーシックエンカウンターグループ
・ロジャーズの理論と実践に基づくグループ
・エクササイズなどを用意しないでファシリテーターとともに集まった
12〜14名のメンバーの内面における相互交流を中心に進められる。
・安心できるメンバーで「今、ここ」の内面の交流が尊重される
・数日間の合宿形式で行われることが多い
☆ファシリテーターはリーダーシップを取らず必要最小限の関わりにとどめる
「エンカウンター」とは本音と本音の触 れ合いのこと。即ち,枠を設定して集団体験を通して
ホンネとホンネの触れ合い(人間関係づくり) と自己発見を促し
人間的な自己成長をねらう活動
●構成的グループ・エンカウンター
・パールズの理論と実践に基づくグループ。日本では國分康孝によって創始された
・人間としての生き方を検討するサイコエジュケーションの一方法である
・話し合いのトピック・グループサイズ、グループの構成員、エクササイズの
内容、順番、時間配分をリーダーが指定。
☆ワークショップ構成例(國分康孝)
1、リチュアル
2、ペンネーム
3、全体シェアリング
4、役割遂行
構成的グループ・エンカウンターとは、Structured Group Encounter を略してSGEとも呼ば れています。
「構成的」とは枠(1時間,2グループサイズ,3エクササイズ,4ルール)を設定す ること。
「グループ」とは集団体験を通して学ぶということ。
構成的グループ・エンカウンターには基本知識とスキルが必要!!
まずは基本原則を確認しましょう!
↓
① ふれあいと自己発見を促進すること
② リーダーは折衷主義的なプログラムを構成すること
③ リーダーは、ふれあいと自己発見の2つのプロセスを同程度のレベルを保ちながら平行して進めること
④ メンバー相互のエンカウンターは、メンバーとリーダーのリレーションを土壌にして育まれれること。
基本的な知識とスキルとは?
↓
- 構成的グループ・エンカウンターに関連するカウンセリング理論に関する知識とスキル
- リーダーシップ
- エクササイズ
- インストラクション
- シェアリング
- 抵抗への予防
- 介入
※1〜7を木村本で確認しましょう!P316~