第14回 実技面接の服装、身だしなみ他
以前にも記載しましたが、
服装や身だしなみは大事です。
見ている試験官によっては印象が悪くなってしまう場合があるので
最善な服装で臨みましょう!
身だしなみは採点に関係ないと書かれているブログもありますが、
他の項目などで調整されるときもあるかもしれないので心しましょう。
JCDA受験要綱には下記の文言もあります。
↓
キャリアコンサルタントとして相談者を尊重する態度や姿勢(身だしなみを含む)
さて、
今まで服装などで「やってしまった」という受験生の悪い例を書いておきますね。
●スーツやジャケットを持っていないのでセーターで行った。
→ 問題外。今後、就活性のキャリコンをする可能性もあるのに、自分だけそんなことでいいの?
受験料が高いので買えなかった、などど言う方は、ジャケット代くらいバイトでもいいから稼いでください。
●面接後に、デート、女子会、飲み会、会食が控えていたので、おしゃれな服装やあきらかなフォーマルな服装、バッグ、身だしなみ(時計、アクセサリー、髪型)で行ってしまった。
→コインロッカーなどに着替えを預けてくるくらいの余裕を持ちましょう。大事なのは面接です。もう一回実技を受けるのは本当に心身が疲れます。その面接を大事にして心してください。
※また、着替えなどの大荷物を会場に持ち込むと、あまりいい印象ではありません。
※コロナの影響で宴会や会食なども自粛傾向にありますので、この3月に受ける方は
この心配はなさそうですね。
●コンビニの袋を持って入場してしまった。(飲料やおにぎりが入っている)
→あのお、、実技面接ですよね?大学の講義を受けにきたのでしょうか??
●先輩ホルダーが「ラフな装いで受かった」と豪語していたので、ラフは服装で行ってしまった。
→その先輩のその時の試験管との相性や、ロープレの内容のよさ、など
その先輩のリアルな時間がそうさせただけです。
受かった先輩は何でも言えますね~笑
●朝一の実技だったので、あわてて行ってしまい、会場入りが遅くなり、鏡を見る時間がなかった。
→朝一の順番にあたると、身だしなみの確認タイムがなくなってしまう場合がありますが、朝イチの順番になってしまったら、早めに出かけて、会場の確認をして、珈琲タイムをつくってください。トイレで身だしなみ確認をしましょう。
(会場入りしたら、長く前待機できませんし、トイレにバタバタ入っても、会場によっては狭いトイレ絵の場合もあるので、ご注意ください。)
午後や、遅い時間に振り分けられた方も、お茶タイムして、身だしなみを確認しましょう。※コロナ対策で、マスクをして会場入りをすると思いますが、マスクの跡が頬にのこって線が入ってしまったりなど、ご注意を!
●いつものリュックを背負って、行った。(山登りのような感じ。)
→ビジネスマン向けのリュックならいいでしょうが、なんで大事な実技面接の日に山登りのようなリュックで試験に臨むのでしょうか?汚いリュックで試験会場に来るのはやめましょう。
●カジュアルなスニーカーをはいて行った。
面接ですよね?もうここまでラフで平気な方はよっぽどの自信を持っているか、
キャリコン向いてないか、、かもしれません。(個人的感想)
●金髪に近い明るい茶髪で行った。染め直すのも面倒だ。(またはかなり明るい茶髪。)
その方は「この髪色は明るいですが、結ぶので、いいかな~と思ってそのまま行きました」と軽くおっしゃっていましたが、私が試験官なら凄い嫌です。こういう考えの人。
金髪や茶髪が嫌なのではなく、その考えが残念です。
痛むかもしれないけど、一回染めてから行きましょうよ。
こうい人ってなんでも、「いいかな~」で終わりそう。
試験管にも失礼です。
「これくらいはいいか。」という考えの持ち主は
仕事でもこれぐらいはいいか、ということに繋がる場合もあります。
まとめますと、1回で合格したいなら最低限の服装、身だしなみを整えましょう!!ということです。
一般的に服装はその人の「個性」や「センス」を表わし、身だしなみは「生活態度」や「性格」を表わすと言われています。すごい面談がいいのに、外見要素が悪いと、面接官も??となっていると思います。
■服装一例
(この3月の試験を想定しています。あくまでも、ご参考として。)
☆男性:ネイビーのスーツ、白系統のワイシャツ、清潔感のあるネクタイなど。(高級時計はNG)。黒や茶色のバッグ。リュックや紙袋はやめておきましょう。
個人的には精悍で爽やかな紺(やや濃いネイビー)のスーツがいいですね。
つまり濃紺無地です。
テレビでもネイビーのスーツ着用のキャスターなどは爽やかに見え、あまりグレー系やブラックのスーツは見かけません。グレーは少し上級者向けでしょうか。
☆女性:ネイビーのスーツ、もしくは紺ジャケットと落ち着いた色のスカート、白系統のブラウス、黒のバッグ
【鞄がいっぱいになっていないように。鞄の中見のが見えてるとかNG。試験官の目の前に鞄を置くことはないですが、(後ろの机に置くと思います)入場したときから見られています。※なのであきらかなブランドのbagもNG。】
3センチくらいの黒のパンプス、ベージュのストッキング。厚い黒タイツもよくないですね。
ネイビーは清潔感、信頼感、誠実な印象があり、「上品」「控え目」なイメージです。
パンツまたはスカートどちらでもいいですが、私個人としてはひざ下までくらいのスカートスーツがいいと思います。実技試験は試験管の前に座るので、膝丈だとさらに短くなってしまいます。
パンツスーツはクライアント役がパンツスーツを着こなしてくる場合もあるし、人によってはすごいキャリアウーマンに見えて柔らかさが消える場合もあるので、
スカートスーツがベターです。
また、ブラックスーツもいいかもしれませんが、デザインによっては冠婚葬祭に見えて重苦しいです。ネイビーのスーツもシャネル風スーツは卒園式のママになってしまうので、キャリアコンサルタントとしてのネイビースーツのデザインを考えてくださいね。
ヘアスタイルはロングヘアの方はまとめてください。明るすぎる茶髪は思い切って黒に染めてください。本番が本当に大事です。一回しかない本番です!アクセサリーはなしで、ブランド時計もしない方がいいでしょう。指輪もはずしてください。
前髪をヘアピンで留めている人もいますが、幼稚なイメージになるので固めた方がすっきりですね。わたくし個人的には前髪をヘアピンで留めてくる就活の学生にも受験生にもダメ出ししています。
ヘアピンで留めるなら、カットするか、固めるか、です。
固めることもできず、簡単なヘアピンで平気で面談に行ってしまう。
そういう人って一時が万事な人であろう。と、想像がついてしまうのです。
わかりきったことを書いているので、よくわかっている人には
普通のことかもしれませんが、本当に手抜きとか、気づかない人って色々といるんですよね~
これでいいや、これでやってきたから、どうにかなる。
そんな気持ちで受けたら面談もうまくいきません。
みなさんは1回で合格するために、第一印象は最高に考えて臨みましょう。
基本中の基本です。