学科試験:バーン
練習問題
バーンについて答えよ。( )に適切な言葉をいれてください。
1、交流分析は、構造分析、交流パターン分析、ゲーム分析、( )分析の4種類の分析を行う。
2、5つの自我状態とは、支配的な親、養育的な親、成人、自由な子供、( )子供のをいう。
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答え
1、脚本
2、順応した
交流分析は、アメリカの精神科医バーンにより開発された心理療法である。
エゴグラムにおける5つの自我状態の特徴
※エゴグラムとは、エゴ(自我)+グラム(図)という意味。
支配的な親の心:CP
厳しい心。自分の価値観を正しいものと信じて譲らず、責任を持って行動し、他人に批判的である。この部分が低いと、怠惰な性格になる。
または信念に従って行動する厳しい親の心。自分の価値観や考え方を譲ろうとせず、他人を批判したり非難したりする。
養育的な親の心:NP
優しい心。愛情深く、他人を思いやって行動し、世話好きで保護的で親切である。この部分が低いと、冷淡な性格になる。
または思いやりを持って世話をする優しい親の心。親切、寛容、いたわりな態度と関連しており、親身になって人の面倒を見る保護的な優しさが特徴。
大人の心(成人):A
論理的な心。現実を重視しており、知的で計算力が高く、聡明で頭脳明晰で合理的である。この部分が低いと、非合理的な性格になる。
事実に基づいて物事を判断しようとする合理的な大人の心。
自由な子供の心:FC
自由奔放な心。明るく好奇心旺盛でユーモアがあり、自我中心性で自己中心的である。この部分が低いと、閉鎖的で暗い性格になる。
または自分の欲求のままに振る舞い、自然な感情をそのまま表す何者にも縛られない自由な子供の心。明るく無邪気だが、わがままな面があり、自分勝手で依存的な態度を持ち、他人への配慮に欠けるところもある。
順応した子供の心:AC
協調性的な心。他人からの評価を気にし、言いたいことを言わずに我慢してしまい、従順で遠慮がちである。この部分が低いと、マイペースな性格になる。親の前でいい子にしている優等生
自分の本当の気持ちを抑えて相手の期待にそおうと努める順応した子供の心。