キャリアコンサルタント合格応援! ! 櫻子塾

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ゲシュタルト療法。パールズ

 
 
「ルビンの壺」、
「今、ここ」、
エンプティチェア。
 
 
ゲシュタルト療法はフロイト派の精神科医「パール」によって主に提唱された。
 
ゲシュタルト心理学とは、個々の情報として認知するのではなく、ひとつの集合体として情報をとらえて意味を認知するという考えです。
 
ゲシュタルト療法では試験対策として以下の3つを押さえておきましょう。
 
 
 
この絵は何に見えますか?

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ルビンの壺
壺に見えますか? 向き合った2人の顔ですか?
 
 
 
 
 
両方とも正解ですよ。
 

壺に注目すると2人の顔は認識できなくなり、2人の顔に注目すると壺は認識できなくなります。

人間はふたつ同時には認識できないのです。

これを「ルビンの壷」と呼んでいる図です。

 

人間は自分が興味を示す対象を「図」と認識し、その他を「地」として認知します。

「図」以外を「地」と認知してしまうと、「地」を自覚しなくなります。

 
 

これがゲシュタルト心理学になります。

 

 

つまりは、図と地があることに気づき、今までとは違う視点から、全体として物事を捉えてみる。

意識が向かう先を変えてみる。

そうすれば意識していない『地』の領域には、明るい展望があるのかもしれません。
 
 
 
 
「今、ここ」
 
 
「自立性の達成」をセラピーの目標として掲げ、それは「今、ここ」における自分自身の感情・思考・行動に気づき、それを深く体験することによって達成されると提唱しました。
 
 
 
「エンプティチェア」
 
 
よく用いられるゲシュタルト療法での技法。
椅子に想像する他者や自己を座らせて対話する。
 
 
その他の技法:ファンタジートリップ、夢のワーク、ボディワークなど。