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レビンソン

レビンソンと言えば、過度期
「若さと老い」「破壊と創造」「男らしさと女らしさ」「愛着と分離」という葛藤。
ノスタルジックな中年の危機。
 

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過度期

(出典)レビンソン 「ライフサイクルの心理学)

 

Levinson,Dレビンソン)は、計画サンプリングした米国中年男性のインタビュー調査に基づき、独自のライフサイクル論を展開しました。レビンソンは、「人生は約25年つづく発達期が繰り返され、各発達期は互いに重なる約5年の過渡期でつながっている」としています。


 発達期は、4段階で「1)児童期と青年期」「2)成人前期」「3)中年期」「4)老年期」であるとしています。 そして、過渡期には、「内的世界と外的世界」の変化が起こり、今までの発達期で用いてきた生活構造、つまり、その人の自己と外界の境界にあって、自己と外界をひとつの形にまとめていた構造の作り変えが行われるとしています。
 過渡期としては、「成人への過渡期(20歳-25歳)」、「人生半ばの過渡期(40歳-45歳)」、「老年への過渡期(60歳-65歳)」があります。

 中年期には「若さと老い」「破壊と創造」「男らしさと女らしさ」「愛着と分離」という葛藤が生じ、自己の内部だけでなく、外界と の関係における葛藤が生じる危機期=「中年の危機」であるとしました。
このとき、アイデンティティの拡散・喪失が生じやすいため、価値観・人生観の転換によるアイデンティティの再体制化が必要となります。それには、心身ともに変化に対応できるタフネスさや、柔軟性が重要となってきます。