キャリアコンサルタント合格応援! ! 櫻子塾

国家資格キャリアコンサルタント合格を目指すための応援ブログ。受かるための対策として、わかりやすいコンテンツで情報発信致します。

職業能力開発:技能検定制度、社内検定制度、ものづくりマイスターなど

1、技能検定制度
働くうえでにつける、または必要とされる技能の習得レベ ルを評価する国家検定制度で、機械加工 、建築やファイ ナンシャル・プランニングなど全部で 126 職種の試験がある。試験に合格すると合格証書が交付され、「技能 」と名 乗ることができます。キャリアコンサルティング技能検定:1級、2級
 
2、「現代の名工 (卓越技能者)」表彰制度
卓越した技能者を表彰することにより、広く社一般に技能尊重の気風を浸透させ、もって技能者の地位及び技能水準の向上を図るとともに、 少年がその適性に応じ、誇りと希望を持って技能労働者となり、その職業に精進する気運を高めることを目的としています。
 3、職業能力評価基準

仕事をこなすために必要な「知識」と「技術・技能」に加え て、「成果につながる職務 動例(職務遂行能力 )」を、業種別、職種・職務別に整理したものです。これまでに 54 業種 (275 職種)が完成しています。(平成 28 年 5 月)

職業能力評価基準では、仕事の内容を「職種」→「職務」→「能力ユニット」→「能力細目」という単位で細分化しています。そのうえで、成果につながる 動例を「職務遂行のための基準」、仕事をこなすために前提として求められる知識を「必要な知識」として整理・体系化しています。能力ユニットごとの「能力 細目 」「職務遂行のための基準」「必要な知識」の設定にあたり、企業において期待される責任・役割の範囲と難易度により、4つの能段階(「レベル区分」と呼んでいます)を設定しています。また、職業能力評価基準をもとに、企業が材育成に取り組むに当たって、より簡単に利用できるツールとし て、「キャリアマップ」と「職業能力評価シート」を作成しています。 
 
4、技能競技
 
 年技能者や技能 に目標を持ってもらい、その技能の一層の向上を図るとともに、ものづくり技能の素晴らしさ・重要性について若者をはじめとした国 の皆様に知っていただくため、各種技能競技大会を開催しています。
技能五輪国際大会
通称技能五輪国際大会と呼ばれている「国際技能競技会」は、国際的に技能を競うことにより、参加国の職業訓練の振興及び技能水準の向上を図るとともに青年技能者の国際交流と親善を的とした大会です。

技能五輪全国大会  

国内の青年技能者を対象に、その技能レベルの日本一を競い 合う競技大会です。青年技能者に努力目標を与えるとともに、 技能に近に触れる機会を提供するなど、広く国一般に対して技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重気運の醸 成に資することを 目的とした大会です。

・技能グランプリ
技能頃から研鑽を積んだ技能を競うことにより、その技能の層の向上と社会的地位の向上を図るとともに、技能尊重気運の醸成に資することを的とした大会です。技能五輪全国大会が、年技能者を対象としているのに対して、技能グランプリは年齢にかかわりなく、各都道府県から選抜された特に優れた技能を有する級技能等が競う大会です。

若年者ものづくり競技大会

 職業能力開発施設、認定職業訓練施設、 工業高校等において 技能を習得中の 20 歳以下の若者に対して技能レベルを競い合う場を提供し、若者に標を持ってもらい、技能を向上さ せることにより就業促進を図ることを的とした大会です。

   

5、社内検定認定制度
事業主 は事業主団体等が、その雇用する労働者等の技能と 地位の向上に資することを目的に、労働者が有する職業に必要な知識及び技能について、その程度を自ら検定する事業(すなわち社内検定)のうち、一定の基準に適合し技能振興上奨励すべきものを厚労働大臣が認定するものです。
 
6、若年技能者 人材育成 援等事業(ものづ くりマイスター制度)
ものづくりに関して優れた技能、経験を有する方を「ものづくりマイスター」として認定・登録し、これら「ものづくりマイスター」が技能競技会の競技課題などを活し、中企業や学校などで若年技能者への実践的な実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行うものです。
 
7、技能実習制度
 
我が国が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図っていくため、技能、技術または知識の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う
「 人づくり」に協力することを目的としております。